人生いろいろあるからこそ気付きがある。

ASD ADHD小6長男とヒルシュ中3長女。栄養士取得後看護師の道へ、看護師10年以上ブランクからの復職。病気、子育て、ワークライフバランスとは?を常に考えるワーキングママのブログです。

学校ってこんな感じ? 授業参観で感じたこと。

Kの主治医より、今は環境調整が大切と毎回言われています。

 

Kは学校での困難感が強く、イライラしやすい自分に悩み、主治医に「薬はでるの?」と聞いていることが度々ありました。

 

その都度主治医は、薬を飲んだからといってイライラが治るわけではないこと、学校の環境調整をしないと根本的な治療にならないこと、今はまだ薬が必要な段階ではないことをKに話していました。

 

Kが不安感もでやすいことを主治医は理解していて、薬を飲まないと心配で心配で、薬を飲み忘れた!と登校中に自宅に戻る子がいた話しをしていました。

Kが薬に依存してしまう可能性もあることを考慮し、薬の必要性やタイミングを慎重にしています。

 

主治医が私へ伝えたことは、今までのように続けてください。Kの話しをママが聞いてあげて、Kがトラブルがあった時は、その都度学校にママがKの言動、行動の背景を伝えながらKの考えと先生の受け取り、対応のズレを修正していくことの必要性を話してくれました。引き続き市の支援センターと連携していくことをアドバイスもらいました。

 

知的に遅れがないと、できると思われてしまうことも多く、なまけているのでは?そう勘違いされてしまったり、まわりからは行動ばかり目についてしまうため、問題行動を起こせば怒られてしまうことが多いです。

「なんでわかってくれないの?そうじゃないよ。」という本人の困難感は日々増しています。

 

 

環境調整の必要性から、Kがどんな時にイライラしやすいかを理解するためにも授業参観をしてきました。

 

学校についてから、急な授業変更があったり、運動会練習で時間、時間がかなりバタバタしていたり、私が見ていてもこれじゃ不安があった時に気持ちを整理するのは難しいなと感じてしまうことばかりでした。仕方ないことなんだけど。

子供達にかける言葉が否定的な言動ではなく、子供達が喜ぶような声かけがもっともっと増えたら良いのにな、そう感じてしまいました。

 

去年担任だった先生が義務教育、公立だとKさんの良さを活かせず、辛い思いばかりで

、、、。そんな話しをしてくれた先生がいました。

 

 

我が子だけでなく、他の子供達からも「学校つまらない。行きたくない。」と言葉を聞いた時は、今ってこんなものなのかな、、、。となんだか寂しく思いました。

 

 

「合理的配慮」も誰でも心の余裕、時間の余裕、人材の余裕がなければ寄り添いたくても寄り添うことや合理的配慮が難しくなります。

だからこそ、子供達への一言一言の重みを大切にしてほしいと感じています。その一言によって逆によくない行動が悪化してしまうこともあること、その一言によって気持ちが落ちつきやすくなることでスムーズになることをわかってもらえたらなと思っています。

 

Kにはイライラして行動する前に先生に助けを求めるように、伝えられるようにKも少しずつ成長していく努力をママ達としようね!そう日々伝えています。

わからないことが何か自分でもよくわからないから先生にもうまく伝えられず、先生の言ったこともよくわからず、イライラしてしまう。

伝えるって大変なことだけど、Kが何故イライラしたか、どうしたらよかったか、相手はどんな気持ちだったか、自分はどんな気持ちだったかを毎日Kと話しています。

今はK自身が日々のことに、どうしたらよいかを考えるなかで気づきをもってもらいたいです。