人生いろいろあるからこそ気付きがある。

ASD ADHD小6長男とヒルシュ中3長女。栄養士取得後看護師の道へ、看護師10年以上ブランクからの復職。病気、子育て、ワークライフバランスとは?を常に考えるワーキングママのブログです。

ASD言葉に敏感すぎて悩む息子。息子のその対応はいいね❣と感じたこと。

ASDの息子Kは言葉に敏感で友達との何気ないやりとりに日々ショックを受けています。

 

そんなKが今日は姉弟喧嘩でお姉ちゃんのちょっとした反抗に返したKの言葉に成長を感じました。

 

子供達は毎週交代で二人分の上履き洗いをしています。

今日はお姉ちゃんの日でした。

ですが、小学校5年生のお姉ちゃんは最近イライラしやすく思春期の反抗が出ています。

 

Kが上履き洗い手伝うよ、と話したのですがイライラしていたお姉ちゃんは「いいよ!うるさい。」と返してしまい、姉弟喧嘩に。

 

お姉ちゃん的には日頃からのKに対するイライラが今日は疲れて爆発してしまったようですが、Kにはわかりません。

 

姉弟喧嘩後、お姉ちゃんのささやかな抵抗は二人分洗った上履きを庭の端と端に置いて離していました。

 

Kは端と端に置いてある上履きをみて

「お姉ちゃん、上履きもソーシャルディスタンスをたもってあげたんだね。」

「2メートルだからもう少し近くにしてあげよう。」

そう話していました。

 

そのKの言葉にイライラしていた気持ちもどこかにいったお姉ちゃんでした😊

 

 

先日のKは鬼ごっこで同じ支援クラスのお友達にタッチをしたら「うぜえ!」と何故か自分だけ言われたことにショックを受けたK。

そのお友達の前ではイライラしたり、トラブルになるから言い返したりしなかったそうです。

 

ごっこの後はその言葉が納得できずにイライラ1人でしていたそうです。

半年前までのKならば、言われたことに腹をたてて相手の目の前で「何でそんなこというんだよ!」と伝え、イライラ興奮していました。

 

最近は「言い返したら、お友達に嫌われるかもしれない。

喧嘩になるし、イライラしておかしいと思われるから、、、。」と話すことが増えています。

 

昨日は自分のやってみたことを仲良しのお友達に「キモイ」と言われてしまったことにショックを受けていました。

 

ごっこの時は、言葉に納得がいかず。

その後、教室の椅子に座りながらイライラした気持ちがしばらくおさまらず。

イライラして連絡帳を書けず、下校時は雨のなか傘もささずにびしょ濡れで帰宅していました。

「ママ、キモイって言われた、、、。」と凹んでいました。 

 

小学校の学年があがると子供達は、深い意味はなくともキツイ言葉や相手が不快に思う言葉を言いやすいです。

そのため、言葉に敏感なKはその一言一言にズドーンと打たれまくっています。

 

 

私も小学生の頃、いつも言葉の強い男子のキツイ言葉にグサグサ、苦手だなと感じていたことがありました。

小学校、中学校の頃はまだ自分に自信もなく、自分てこうなんだ!と思えるようなこともなかったり、友達や先生の言葉や対応に傷つきやすい時期だったのを覚えています。

 

大人になると居場所も増え、自分というものが出来上がり、はねのける力もありますが、小学生、中学生の頃は居場所も限られているので逃げ場がないと辛いです。

 

とくにKのような特性のある子は言葉に敏感です。

私はKに「お友達と喧嘩にならないように自分の中でイライラをおさめようとしたんだね。えらいね。」

 

「Kは言われて嫌な言葉ってわかるからその言葉は友達に使わないんだよね。」

 

「鬼ごっこでは、お友達は鬼になりたくないし、言いやすいKになんだよ、くるなよって気持ちであまり考えずにウザいなって使ったのかもね。」そう伝えました。

 

毎回、お友達の言葉の裏側の真意はもしかしたら、、、こうだったのかもね。と伝えてあげています。そうすることでKも直撃してしまったダメージが少しやわらいでいるようです。