人生いろいろあるからこそ気付きがある。

ASD ADHD小6長男とヒルシュ中3長女。栄養士取得後看護師の道へ、看護師10年以上ブランクからの復職。病気、子育て、ワークライフバランスとは?を常に考えるワーキングママのブログです。

「わからないこと」がわかってもらえない苦悩。

Kが1年生の頃から感じていたのは、ことばを表面的にしかわかっていないため、相手が求めることが理解できていないということでした。

 

小学生となり困難さが顕著にで始めKが小学1年の秋にASDADHDを診断されてからは日々、ことばの「意味」の理解について一緒に考えています。

 

周囲には当たり前、見ればわかることでもKには伝わりません。

 

そのため、わからないとKがなれば私も根気強く毎日10回でも100回でも繰り返し説明する必要があります。

 

Kがやりたい!と話し、計算が得意だったため、1年生の途中から始めた公文ではさんすうは上の学年にどんどん進んでいたのですが、独特な思考で頭の中で計算しているため3桁÷2桁、3桁÷3桁や3桁×2桁、3桁×3桁になり頭の計算だけでは解けなくなり、計算方法がわからずイライラが酷くなりました。

こくごは文章多くなりはじめるとイライラしていました。

 

お姉ちゃんも一緒になって計算の仕方を説明するのですが、何十回、何百回と説明していきました。

 

新しいことがKには入りにくくすぐに自分の独特なやり方に戻ってしまうため、計算を間違えてしまい、勉強を教える時は、本人に理解してもらうのに大変でした。

 

当時通っていた公文の塾長はKのADHDASDの状況に理解もあり何か心配があったらメールで連絡のやりとりをしてくれたり、いろいろとフォローしてくれました。

 

Kにとっては賞状やテストに合格すると名前がのるため、目に見える結果がモチベーションとなっていました。

 

Kの場合は文章の読解力に問題があり、プリントが進んでくると、文章量も増えてイライラしやすくなりました。

しっかり文章を読まないと解けない問題が多いため、宿題も私がつきっきりにならなければできませんでした。

 

Kはわからないイライラがあったり、学校での困難感やトラブルがあったことで精神的ダメージも強くなっていて、自己肯定感やモチベーションも低くなっていた時期でもあったので結果としては半年ほどでやめました。

塾長には学校でのトラブルなども相談していたので、「勉強は裏切らないから継続して頑張ってね!何かあったらいつでも連絡してね。」という言葉は心強いものでした。

 

 

想像することが難しいため、2年生になってからは学校のドリルの文章に???イライラ🤯の連続です。

 

先日はけいさんドリルで、支援級でKが何がわかっていないかを理解してもらえなかったようで、授業でイライラしてしまったとのこと。

 

支援クラスでできなかった部分は自宅で宿題となっていました。

🧐🤔ドリルの何がわからなかったのか。

問題を見たら、あー、なるほど、そこにつまずいたのか。とわかりました。

 

問題には つぎの 長さの 直線を ひきましょう。と書かれ、

●黒丸にここから と示され、

3cm

6cm4mm

7mm と書いてありました。

 

私達は●に定規をあてて線をそれぞれひきます。

 

Kは、直線をひきましょう?

3cm?

ここから?

 

意味わからないんだもん!! 🤯🤯🤯🤯🤯となり、 ことばから考えられる問題の意図がわかりませんでした。ことはが全てバラバラになるのです。私達は言葉から想像して問題を理解します。

 

ママ まず、直線をひくってわかる?

 

K   わからない。

 

ママ 定規を使う問題だから、まず定規をだして。

次に3cmと書いてあるでしょ。

これは問題につぎの長さって書いてあるよね、この長さのことで、ここでは3cmね、つぎに直線をひきましょう。って書いてあるよね、そして●ここから ってなっているでしょ、 この●に定規の0となる端をあて、定規で線をこういう感じでひくよ。

と説明しました。

 

ASDの人、その人だけがわかる説明の仕方は個々にいろいろあると思います。

その子がわかることばで説明をする。

 

Kは問題の意味を理解することができ、直線をひいていました。

 

1年生の時は得意な計算ばかりだったので、苦戦することも比較的少なかったのですが、せっかちでわからないとイライラしやすいKは、こくごやさんすうの文章が目にはいると苦手意識から、イライラ🤯が沸々としてきます。

わかるまで繰り返し文章を読むこともなく、ちょっとわからなくなるとすぐにムリ!

となりがちです。

 

注意されると反発しやすいため、「違うよ」とか「〜しなさい」は逆効果になります。

ついつい、私も何十回も説明していると強い口調になってしまうため、Kも反発してしまうことよくあります。

 

想像することが苦手だから、話しが通じていなかったり、言語の意味を理解することが困難となっています。

通じているようで、通じていないからお友達とトラブルにもなりやすいです。

冗談は通じないため、嫌なことを言われると🤯🤯🤯🤯🤯🤯🤯🤯🤯🤯🤯🤯🤯🤯

自分の中でなんとかイライラ落ちつかせようとしますが、学校でイライラしていたり、帰宅してくるとイライラ顔になっていたり。

 

お友達との信頼関係ができていれば、お互い通じていなくても分かり合えることも、コロナによる休校から6月に学校が再開となり、まだまだ新しいクラスのお友達とはお互い感情だけがぶつかりやすい状況になっていたり。

 

ここ数日は、クラスのお友達との関係や授業でのイライラは出ていません。

連日学校からの電話やお迎え、連絡帳や電話では私もKが何をわかっていないかをその都度クラス担任と支援クラス担任に説明していました。

トラブル続きで先週はほぼ毎日学校から電話連絡があり、私も毎日ヘトヘトでした。

 

今週はKの学校での困難さが、ほとんどなく、帰宅しているので私も嬉しい✨です。

 

自宅ではパソコンの起動が待ちきれずクリックし過ぎて、、、、😓 でブツブツ文句を言ってイライラ💨していました💦

 

 

今日も1日、笑顔が増えますように✨