人生いろいろあるからこそ気付きがある。

ASD ADHD小6長男とヒルシュ中3長女。栄養士取得後看護師の道へ、看護師10年以上ブランクからの復職。病気、子育て、ワークライフバランスとは?を常に考えるワーキングママのブログです。

大学を卒業しその先に目指すもの。

久しぶりの投稿になります。

 

私は大学の心理実習を終え心理学部を無事卒業し、ひとまず認定心理士取得し、準学校心理士申請しています。

心理実習で悩み続けていたのは適度な距離感で接するということ。

距離感の難しさでした。

心理の専門家になるのなら大学院までいき、経験積む必要がある。そう大学の入学前から決めていたので指導者の方からのアドバイス一つ一つが沢山の学びになりました。

子育てしながらの実習だったこともあり、通える場所で実習を探していました。

看護学生時代の実習先でもあったのでまた違う視点から実習先の病院を見ることができ違う視点からの地域医療を学ぶことができました。

子育てがあるから今は無理でもいつかは大学院まで進もう。

今は次のステップで資格試験の合格を目指すために勉強中です。

現在住んでいる地域でも息子のような特性を持つ子供や家族が相談しやすくわかりやすい環境、地域連携がスムーズにできるような仕組みになることを願い自分に今できることから始めています。

自分が子育てを通して経験し、苦労したことや気づいたこと無駄にしたくありません。

地域包括ケアシステムのようにもっともっと情報が発信され連携がスムーズになれば。

 

大学在学中は沢山のレポートや試験に毎月追われ、子供のこともあり2時間、3時間睡眠が続き何のために勉強しているんだろうと思うこともありました。

大学での学びはとにかく息子の今に全て繋がっているため私にとっては学んで良かったと思うことばかりです。看護師の仕事にも繋がっています。

 

 

いろいろ日々ありますが、最近の息子Kは少し自己肯定感も上がりつつ、友達関係の不安も今は軽減しているのもあり学校行きたくない発言は出ていません。

昨年の8月末から睡眠リズムを作るために(日々の不安から夜な夜な様々な作品を創作することで発散していたため、本人は眠くないと話していますが、明らかに睡眠時間がかなり短く、本人自身も困っていました。

「布団に入っても1時間は眠れない!すぐに目が覚めちゃう。ママだから僕は興奮しやすいんじゃないの?」と話し、夜中に何度も起きている状況が続いていました。)メラトベルが処方され、エビリファイは夜のみとなりました。10月からはエビリファイも中止となりました。

 

メラトベル内服後から睡眠リズムも良くなり布団に入ってから寝るまでの時間も早く、眠る時間は22時でも眠りが深くなり朝までグッスリ眠れるように。

睡眠リズムもできてきたので11月からは内服は全て中止となっています。

 

学校では友達との関わりに悩み自分の思いと友達の思いのズレに悩み言い合いとなり、息子イライラ🤯で何でこんなに自分だけイライラしやすいんだろう。イライラしないといけないんだろうと思ったそうで、悲しくなり学校で泣き叫ぶことも何度かありました。

泣いた日の夜に声がカスカスになり、数日後「なんか声変わり僕したみたい。」と😂話していました。

 

クラスの友達からも声変わりじゃない?と言われたことでその気になり、「前の高い声から変わったから声変わりしたんだ。」と。

 

本気で声変わり、ちょっと大人になったと思っている息子よ可愛いな😁

 

私は冷静に「声が変わった日覚えている?」「泣き叫んでいた日の夜だよ。」「だから泣き過ぎて喉を痛めちゃったんだろうね。」と伝えると息子冷静に「たしかに😲」と。

発狂しやすい息子は声が戻るまでに数週間かかっていましたがいつもの高い声に戻りましたよ😁。

 

日々の友達との関わりに疲れMAX自己肯定感低くなり「学校行きたくない。」「友達とは遊ばない。」「学校に行って友達とどう過ごしたら良いかわからない。」となっていましたが、冬休みで少し学校生活や友達と距離がでたことで冬休み明けには元気にまた登校していました。

 

冬休み明けに早速支援クラスから電話☎があり友達と言い合いになってしまい、支援クラスでテストができず今後テストが受けられないと評価できないので、、、と相談の電話がありました。

帰宅したときにはご機嫌だったのでそんなことがあったんだと改めて息子に確認すると、友達から言われた言葉に最初はイライラしなかっけれど、友達が同じようなことをしているのを見て許せなくなり指摘したら言い合いになってしまったとのことでした。

クールダウンしていたからテストを受ける気持ちになれなかったそうです。

 

自宅でKと勉強して翌日にはテストを受けていました。

 

市の教育相談室で電話相談した時のお話しは翌日にはテストも受けられているし、クールダウンを学校でしっかりできて自宅に帰った時にはイライラしていなかったのだから褒めてあげてくださいね。とお話しがありました。

 

学校では評価の関係でみんなと一緒にやっていないと、、、。と時々言われてしまうことが今までもありました。

 

喋りも達者で、反発もしやすく、できることはやたらできてしまう息子はまわりから出来るのに何故やらないの?怠けているだけ?とも見られやすいかもしれません。

怠けているのではなく、状況がわかっていなかったり、本人なりにパニックになっていたり、全く違うことがふと頭に思いついてしまい話しを理解していなかったり、クールダウンを自分なりにしようと何か違うこと考えていたり、、、まわりから見たらわかりにくいこともあります。

 

先日息子に漫画を見せてあげました。

かなしろにゃんこさんの『発達障害 僕にはイラつく理由がある!』です。

これを読んで息子は「ママ!これ面白いね。そうそう!同じなんだよねー。」

「話しかけると怒りだすってのは僕はちょっとまた違うかも。」と話していました。

息子がよく言うのは「僕は発達障害って言葉は嫌だ。神経発達症でしょ。先生も前、発達症って言ってたでしょ。」

と。

 

年々少しずつクールダウンの時間は減ってきています。

イライラが酷くない時は「クールダウンしたい」と先生に伝えてから場所を移動していますが毎回できるわけではありません。

体力めちゃくちゃある息子なのでイライラしてしまうとエネルギー凄まじいのでクールダウンまでに時間もかかりやすいです。

 

いろいろありすぎて私も凹んだり悩んだりイライラしたりありますが、日々の本人の頑張りは褒めてあげたいです。