人生いろいろあるからこそ気付きがある。

ASD ADHD小6長男とヒルシュ中3長女。栄養士取得後看護師の道へ、看護師10年以上ブランクからの復職。病気、子育て、ワークライフバランスとは?を常に考えるワーキングママのブログです。

伝染性紅班(りんご病)流行中。熱や頬っぺた赤いだけじゃない、さまざまな症状がでることも。

りんご病って頬っぺた赤くなったりとかでしょ?そうです。

昨年ゴールデンウィーク直前に娘、りんご病感染しました。ですがりんご病と診断ついたのは数ヶ月後のことでした。様々な症状が出ていたためすぐに診断がでませんでした。

 

 

4月25日、朝「ママ喉少し痛いかも。寒気はないよ。」と娘。熱をはかり平熱。

「風邪ひきはじめかな。」と娘と話し、寒気ないようなので学校へ。学校から夕方前に迎えの連絡があり、38.7℃だったと。

 

アデノ大丈夫かな。

朝喉少し痛みも訴えていたので感染症も心配だったのでそのまま小児科へ。学校ではアデノ感染一人と保健室だよりで書いてあったかな。

 

 

アデノウィルスに感染した場合は子供は出席停止になります。アデノウィルス感染症には50種類近くの型があるそうです。つまり型により症状も様々。その中に咽頭結膜炎(プール熱)をおこしやすい型と流行性角結膜炎(はやり目をおこしやすい型があります。感染力も強く、感染すると発熱、風邪のような症状だけでなく喉の痛み、目の充血やかゆみ、下痢、発疹などさまざまな症状でます。

実際、娘が東京にいた頃、小学校一年生の時に学校でアデノウイルス大流行。看病していた親も感染してしまった方も何人かいました。感染したママが話していたのは口々に高熱、喉の痛み辛すぎる!と結膜炎がでたママもいました。身近に看病しているママは疲れもたまり感染しやすいです。

 

 

4/25娘は咽頭痛、軽い鼻汁、発熱のみの症状でした。アデノウィルス検査実施。

アデノは咽頭をこすって検査する方法で10分くらいで結果でました。

結果は陰性。医師からは「マイナスだね、お腹も張っているしお腹の風邪もらったかな。」とその日は整腸剤ミヤB、お腹の動きも悪くなっていたのでナウゼリン、解熱剤カロナール、喉の痛みにきくトランサミン、鼻水などの浸出液を出しやすく、痰や鼻症状を緩和してくれるムコダイン処方で帰宅。

数日後もなかなか解熱せず、学校休みが続いていました。39℃~3日後には37℃後半でまだ発熱は持続、倦怠感あり。39℃の時に頬っぺたと唇はいつもより赤いな。高熱だからかなと感じていました、翌日37℃台になると頬っぺた赤みはなくなり体の胸とお腹全体に小さく赤い発疹がパラパラと翌日には発疹消失。ゴールデンウィークに入ってしまうと病院も休みになるため再度受診し発疹が1日だけあったこと報告、発疹は見られないが発熱は持続しているため抗生剤のクラリチン処方されました。

 

娘が既往にヒルシュもあり抗生剤使用で下痢酷くなること懸念して抗生剤でも強すぎない処方にしてくれていました。しかしその後もなかなか解熱はせず。

5/1夕方突然、強い頭痛と激しい首の痛みを訴えた娘、首がまわらないと。足の痛みも訴えていました。首を触るとゴリゴリにリンパ節の腫れ。そしてまた高熱が。え、厄介な感染症にでもなってる?そう心配し時間は夜になっていましたが、症状が急激だったため救急外来受診。念のためアデノ再検査とエコー検査。検査結果待ちの間、伝染性単核球症?そう思っていたり。

医師がエコーしながら今疑われることを説明してくれました。エコーでもハッキリとうつるボコボコと沢山腫れあがったリンパ節。足のつけ根など全身のリンパ節が腫れていました。アデノはやはり陰性、医師からは夜だと検査が最低限しかできないため明日再度受診してほしいとの話しあり翌日再受診。

5/2発熱まだ続いており炎症反応もあるため抗生剤オゼックス処方あり。

5/3首の痛みは消失。全身のリンパ節腫れも徐々に消失。発熱ないが37℃台の微熱が5月末まで持続。平熱36.6℃。発熱、微熱が長引き娘倦怠感持続、抗生剤使用で下痢腹痛出現。

採血、尿検査、レントゲン、頚部、胸部、腹部エコー検査など検査し毎週通院していました。医師も様々な感染症や免疫の検査をし、疑いを消しながら最終的な診断はパルボウィルスIGMの検査で陽性がわかりました。

 

りんご病はパルボウイルスB19に感染することで発症します。パルボウィルスIGM抗体は感染後7日から10日以内に上昇しはじめ、2、3ヵ月陽性続くようです。

担当医は以前に小児科入院した子供が肝機能低下、貧血で入院、最終的に診断はりんご病だった時がありました。と話し、りんご病は風邪のような症状のあとに発疹ですぐに診断がつけにくいとはなしていました。

 

小学校入学前後の小児が多いようです。子供に多い症状は頬っぺたの赤み、ほっぺた一日だけ赤かったけど症状軽かったと話していたママもいました。

 

私も知識では知っていましたが、りんご病だったとわかり、改めて娘の症状振り返ってみました。

 咽頭痛。発熱あり。体調崩しお腹張って軽い腹痛、便秘。発疹はお腹と背中全体に小さな湿疹が全体で1日で消失。頬っぺた赤かったのは1日だけ。頭痛、全身の関節痛で歩くのも支障でていた。全身のリンパ節腫れ。発熱、微熱持続。抗生剤使っていたのと体調不良で腹痛、下痢長引く。

うーんわかりづらい!娘の場合どちらかというと大人がりんご病になった場合に出やすい症状が主でした。

 りんご病がきっかけでこんなに長期間めまぐるしく症状変化するとは思っていませんでした。

 

何事も情報だけがすべてではないので何かおかしいと思ったら受診して診断してもらってくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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