子供たちの看病、育児を通して感じてきたこと。今だから自分も強くなれてるけど、育児は初めての連続だから一つ不安がでてくると知らず知らずの間に不安が増えていたり。不安があるとなかなか壁を乗り越えよう!って前向きな気持ちもなくなってきてしまったり。
大切なことは相談できる人、相談できる場所を自分なりに見つけてみることでした。
私は病院と家の往復、看病で次から次へとやってくる壁に悩んだ時、両親も遠くで介護をしていて電話でしか相談できず、我が家が引っ越し、引っ越しで近所に知り合いもいなかったため、ママ友達も初めの頃は少なく。ここが癒やされる!って思ったのが娘のヒルシュスプルング病の通院先の担当医との会話や病院での他の親子との何気ない会話、よく食材を買い物するお店での挨拶の会話。
育児、看病で家で過ごしている時間が多かったので人との会話する時間が当時の私には必要だったんでしょうね。
娘の担当医は全国の多くのヒルシュ患者を見てきたからこそわかる娘の現状からこれからの成長で考えられてくること。納得できる回答がすぐにかえってくるのがとても心強かったです。
看病を通して不安やわからないという思いが出ていると育児も辛くなってしまいますが、次の通院でわからないが解決した時のすごく心が軽くなる大切さ、それをいつも感じていました。
振り返ってみると当時を冷静に判断できて、それを教訓にできるけど、その時はがむしゃらで。
経験したからこそ見えること、感じることは沢山あると思うので何事も辛いばかりじゃないですね。