生後3ヵ月の時にヒルシュスプルング病の手術をしました。術前は絶食となるため娘は母乳が飲めなくなります。母乳の匂いを染み込ませたハンドタオルを鼻の近くに起きながら泣いている娘を抱っこであやし手術時間を待つ私。全身麻酔、腹腔鏡下で神経が機能していなかった大腸10cmと肛門の一部を切除。
術式は病院によっても違います、ヒルシュスプルング病で腸の神経がない長さも人によって違います。娘はショートタイプでした。
術後も搾乳で哺乳瓶で母乳をあげ、授乳量と授乳時間、排泄、排泄回数、排泄時間がわかるよう表にしていました。嬉しかったことはやっと笑顔が見られ、母乳を美味しそうに飲んでくれたことです。
術後は水下痢が1日20回ほどが続き、すぐにオムツ交換、シャワーボトルでお尻洗いをしても頻繁の水下痢にお尻は赤くただれてしまいます。病院で処方されていたCMC軟膏のカバー力が凄く、水下痢のお尻ただれを極力おさえてくれました。少しざらつきもある白い粘土みたい。皮膚にピッタリとカバー。皮膚科で処方される亜鉛化軟膏はもっとあっさり、オムツで擦れると軟膏のカバー力も大分とれちゃうけど、CMCははりついているけど皮膚トラブルからも守ってくれ娘には長年必需品となっていました。
退院後も水下痢は頻繁だったので大量のオムツ、犬用オシッコシート、携帯シャワーボトル、お尻拭き、CMC軟膏は私のカバンの必須アイテム。犬用オシッコシートは犬を飼っていたわけではありませんが、水下痢は紙オムツの隙間から漏れやすく、オムツ交換時に市販のオムツ交換シートでは汚れやすく、洗濯も毎回になるので、衛生的かつ、経済的なのが使い捨てで大容量で売っている犬用シートです。
娘は腸が弱いため体調を崩すとすぐに下痢、嘔吐が長引くため、この万能シートは大サイズを枕元に敷き嘔吐の対応にもよく使っていました。