人生いろいろあるからこそ気付きがある。

ASD ADHD小6長男とヒルシュ中3長女。栄養士取得後看護師の道へ、看護師10年以上ブランクからの復職。病気、子育て、ワークライフバランスとは?を常に考えるワーキングママのブログです。

プリックテスト 食物アレルギー ①

夏、アトピーの息子にとっては肌のコントロールが難しい時期です。肌荒れとともに食物アレルギーの反応も出やすくなっています。保湿剤もしっとり肌になるように朝、晩しっかり塗らないとバリアがなくなりあっという間にカサカサ、痒みにつながります。痒みで息子もイライラしたり。 最近では息子も自分で保湿剤を朝、晩としっかり塗っているので私の手間も減っています。

 

 

食物アレルギー、保育園年長になる前に食事制限なしの診断となった息子。それまで通っていた引っ越し前の幼稚園給食ではアレルギー食対応でなかったためクラスで一人だけお弁当。イベントのクリスマスケーキやホットケーキも卵なしで手作りしたり。延長保育のおやつも持参だったり。みんなと同じ給食が食べれず食欲旺盛の息子にとっては我慢の連続でしたが、食事制限なしとなってからは給食を毎日楽しんでいました。

 


2019年春、小学校入学時、アレルギー問診票で過去にアナフィラキシーやアレルギーで食事制限があったが食物負荷試験をし現在は食事制限なしになっていることを記載し、給食については特に個別相談もありませんでした。

小学校で月に一回は給食に出るサバ。

今まで小さな頃は鮭アレルギーで鮭に反応したりも過去にあったので積極的にサバは食べさせていませんでした。自宅でサバ缶を食べると5分以内に頬に発疹が出ていました。イワシ、サンマは大好きな息子。同じ缶詰めでもイワシ、サンマは大丈夫。
学校でサバを食べたら痒みを訴えていたのでもしかしたらサバアレルギー?

学校側からも自宅でも症状出ているなら診察してきてください。と言われてアレルギー問診票や医師の診断用紙をもらいました。

 

一年半ぶりに食物アレルギー外来を受診しました。
サバアレルギーでもサバ缶はアレルギーが出にくいとのことでしたが、発疹がでたりもしているのでアレルギー検査、血液検査をして結果によってはプリックテストをすることになりました。

 

 

息子は夏になるととにかく汗でアトピーが悪化します。保湿をしていても腕、膝裏、首、など関節部分はすぐに肌がごわつきます。

先生から肌が荒れているとアレルゲンも侵入しやすくなるので保湿と荒れている部分はステロイドを使用しましょう。と定番のヒルロイドローション。ステロイドはリンデロンVが処方されました。

息子は肌荒れが悪化するととにかくアレルギー出やすくなってます。
日頃はでない卵も食べると発疹でたり。

アトピーっ子はスキンケアがとにかく大切です。

 


採血結果でサバは陰性でした。
先生から「もしかしたら添加物に反応しているのかもしれないし、プリックテストをしましょう。」となりました。プリックテスト?パッチテストなら聞いたことがある、私はそう思っていました。

 

 

プリックテストとは

プリックテストは、即時型アレルギーに対する検査として、その安全性や有用性、簡便さから本邦や欧米で推奨されている検査法です。方法はプリック針でアレルゲンを少量皮膚に入れ、15分後に出現した膨疹径を測定します。 乳幼児に行うことも可能。適応疾患は、花粉症・鼻アレルギー、アトピー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎、食物アレルギー・口腔アレルギー症候群、ラテックスアレルギー、薬剤アレルギーなど、様々な即時型のアレルギー疾患に行うことができます。

 

一方、遅延型アレルギーであるアレルギー性接触皮膚炎では、よく行われるのは“パッチテスト”です。

昔、皮膚科で働いていた時によく患者さんがパッチテストをしていました。

パッチテストは、アレルゲンを患者さんの健常な皮膚(背部もしくは上腕外側)に48時間貼布し、判定します。

小児から高齢の方まで、皮膚に接触する製品や成分、金属、外用薬、日用品(シャンプーやヘアカラー剤、香料など)、化粧品、職業性に触れる樹脂やゴムなど。

 

 


息子は次回プリックテストを受けることになりました。

プリックテストを受ける前に指導された内容は腕の内側で検査するため、アトピー悪化でステロイド軟膏使用中のため当日はステロイドを腕の内側に塗らないこと。

アレルギー反応を抑える薬(プレドニゾロンセレスタミンなどのステロイド、抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤、一部の花粉症・喘息の治療薬)や、アレルギー反応を増強させる可能性のある薬(解熱鎮痛薬の一部)を服用されている場合、正確な判定のために検査約数日前~検査終了まで薬を飲むのをやめてもらったりします。

病院によって内服薬中止指示は違うようです。

 

次回のプリックテストまではひとまず体調悪化に気をつけたいところです。

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