人生いろいろあるからこそ気付きがある。

ASD ADHD小6長男とヒルシュ中3長女。栄養士取得後看護師の道へ、看護師10年以上ブランクからの復職。病気、子育て、ワークライフバランスとは?を常に考えるワーキングママのブログです。

ぼくが隠れる場所。クールダウン。

 K「ママ、この段ボールちょうだい。」

 

自宅にあった大きな段ボールの箱。

 

ママ「Kが入れるくらい段ボール大きいもんね。」

 

K「そう!ここ家にするの😁」

「隠れられるからクールダウンできるもん。」

 

自分の部屋もありますが、狭いほうがどうやら安心できるようです。

 

Kは嬉しそうに段ボールを見ていました。

 

K「そうだ!もう1個段ボールあるからそれを上にのせて2階はぬいぐるみの家にする!」

 

そう話すとお姉ちゃんと一緒に段ボールハウスに絵を描いていました。

 

懐かしいなこの光景、私はふと思い出しました。

娘が幼稚園生の頃、ウォーターサーバーが入っていた大きな段ボールを「ハウスにする!」と娘が段ボールの外側にペタペタ貼り絵をしたり、窓や玄関を一生懸命作っていました。

私も楽しくなり、一緒に絵を描いてハウスを完成させました。

 

Kはいつも想像豊かで作品を作ることが大好きです。

ハウスには絵だけではなく、冬に合わせて雪の結晶模様を貼っていました。

 

K「春になったら桜を、作って貼るんだ😊」 こんな時の笑顔は私もほのぼのします。

 

けれど、これがスタートしたのは夜の9時(^_^;) とにかく体力が常にあり余っていて、毎日外をいつまでも走りまわり、児童クラブでも常に外遊びは全力! なのに疲れてぐったり眠るになかなかならないから私も毎日エネルギー持っていかれてます。

 

本人が納得して寝たのは夜10時過ぎ😵

体力はあるので朝も変わらず6時過ぎには起床していました。

 

以前、息子のASD ADHDの診断がついた時に医師に相談したことがありました。

 

「夜は興奮が続かないように環境整えて寝かせようと思っているんですが、一歳から昼寝もせず、とにかく体力がビックリするほどあって寝ないんです。」

そう話したら医師から

「特殊な能力を持っているので、こっちが寝かせようと思っても彼は眠れないんです。いいんですよ、無理に寝かせなくて。」

そう聞いた時に私はこの子にはこの子のリズムがあるのだから、世間一般的な早く寝かせることへの考えにこだわることもないんだ。と思い少し楽になりました。

 

話しが少しそれますが、 私は身長伸ばすなら睡眠は大切なはずと思っています。私の家系は誰も身長が高い人はいません。

ですが私は何故か成長期に急激に身長が伸びました。

自分自身の思春期はお腹が常に空いていてとにかくビックリするほど沢山食べていました。

よく子供の身長を伸ばしたいママさんに聞かれるのは牛乳沢山飲んでいたの?という質問です。

牛乳は苦手だったので給食以外は飲んでいませんでした。

運動して、バランスよく食べて寝るのが一番だと思っています。

中学生の時に1年で12cmも身長が伸びました。

 

Kが身長高くなりたい!と話した時に「ママの経験だと沢山食べて、睡眠だよ。」と話したことがありました。娘は寝ないと体調崩すタイプで毎日疲れたらすぐに寝ています。

真逆な二人です。

 

話しは戻り、息子が睡眠に入るには安心や納得が必要です。暑がりなので暑いと眠れないため環境整備はします。

 

けれど一番は何かひらめいてしまうとそれが気になり頭から離れずなかなか眠れないようです。

 

なので何かひらめいた時は時間を決めてある程度は納得させ、また翌日に続きをやってもらいます。

 

冬休み児童クラブの先生から「児童クラブにはK君が教室でクールダウンの場所にしているオルガンないんです。

K君と話したら、児童クラブにある段ボールで良いとのことなのでイライラしたらそこでクールダウンできることを本人と話しました。

ただ、1年生のクラスとは違ってまだK君のことをみんなわかっていないので段ボールの中を覗いてしまうかもしれないからみんなにも伝えていきますね。

イライラ爆発する前にこちらから話しを聞いてあげたらイライラまでいかないかもしれないのでいろいろ試してみます。」とお話しがありました。

 

Kは「何故そこまでイライラになるかが自分でもわからない。」と話しています。

「ちょっとの積み重ねで爆発するけど、何故そこまで爆発になっちゃうのかな。」

冷静になった時にそう話すことがあります。

 

お友達からみたらなんでそんなことで怒っているの?何があったの?とわかりにくいのです。

 

感情のコントロールはすぐに解決できるという問題ではありませんが、日々経験していくなかで感じたことを本人と話しながら1つ1つ考えていきたいです。